データロガー トピックス

EWIO2 –  “第2世代”のMETZ CONNECTデータロガーとイーサネットI/Oコントローラー

原材料の不足とエネルギーコストの高騰により、企業や自治体、一般家庭でも、より意識的にエネルギーを使用することが求められています。意識的とは、主に「エネルギー効率が良い」という意味です。言い換えれば、使用するエネルギー(電気、水道、ガスなど)で最大の効率(明るさ、熱、…など)を達成することです。

企業は、長期的にエネルギー効率を高める配慮をし、定期的に評価することが求められています。DIN EN ISO 50001などに準拠した体系的なエネルギー管理を行うことで、期待や目標、競争力を達成・確保するためのツールを手にすることができるのです:

・エネルギーコストの低減とエネルギー効率の最適化による競争優位性

・生産性の向上とエネルギー消費の低減による収益性の向上

・社内のエネルギー消費量の詳細かつ綿密なリスト

DIN EN ISO 50001には、PDCAサイクルの4つのフェーズ(Plan-Do-Check-Act)が含まれています。その1つの構成要素が消費データの分析であり、まさに、エネルギー消費データを自動記録する、Linuxベースの強力な新開発データロガーEWIO2-Mの出番となります。

そのために、EWIO2-Mは、M-BUS、Modbus RTU、S0パルスなど、さまざまなエネルギーメーター(電気、水道、ガス…)を記録するための標準インターフェースを提供します。EWIO2とメーター、そしてデータベースに記録されたエネルギーデータの取り扱いは、完全に再設計された統合ウェブサーバーを介して、ウェブブラウザで直感的に、プラットフォームに依存せずに設定することができます。EWIO2は、収集したデータの取得、保存、処理に十分なリソースとリザーブを提供します(1GHzのデュアルコアARM7、512MB RAM、4GBフラッシュ+4GBマイクロSD、RTC、デイジーチェーン機能付き2ポートスイッチ)。評価および分析用にデータベースに保持された測定データは、APIまたはSQLステートメント、電子メールまたはCSVファイルとして暗号化されたFTP、またはBACnet TrendLogクエリーまたはMobus TCPを介して取得または送信することができます。

EWIO2-Mは、ビルディング/インダストリアルオートメーションにおけるルームコントローラーやシステムコントローラーとしても使用することができるようになります。この目的のために、シェルスクリプトまたはPythonプログラミング言語を使用して、EWIO2上で直接アプリケーションを作成し実行することができます。エネルギー効率の最適化は、もはや一方を排除するものではありませんから、エネルギーデータの収集やオートメーションなど、2つのアプリケーションのためのデバイスを手に入れることができるのです。

ジャンパプラグによる簡単配線 拡張モジュール/機能モジュールの接続

手動で操作・表示するためのボタンやLEDを装備

デジタルおよびアナログの24の入出力に対応したマルチI/O

電気設備に設置するためのコンパクトな設計 45 mmのキャップ寸法 制御盤の最小スペース要件 幅125 mm (7TE)

ハードウェア管理で設置やメンテナンスが容易、電子機器は接続ユニットから着脱可能

WLANネットワークの設定および接続のためのWLANインターフェース(動作モード:インフラストラクチャーおよびアドホック)

M-Bus負荷80個分のレベルコンバーターを内蔵したM-BUSインターフェース M-Busメーターの読み出し(読み出し間隔を設定可)

1 x Modbus RTUインターフェース(32台分)

ARM-Cortex-A7デュアルコアプロセッサ1Ghz、512MB RAM、4GBフラッシュを搭載したコントローラ

デイジーチェーン機能付き2ポートイーサネットスイッチ

EWIO2-BM
Ethernet-IO / BACnet / Modbus

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EWIO2-W-BM
Ethernet-IO / WLAN / BACnet / Modbus

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EWIO2-M
M-Bus

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EWIO2-MW
M-Bus / WLAN

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EWIO2-MW-BM
M-Bus / WLAN / BACnet / Modbus

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EWIO2-M-BM
M-Bus / BACnet / Modbus

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